川西市で棟瓦がずれている?放置が危険な理由と修理費用の目安を解説!

「最近、屋根の上の瓦がズレている気がする…」「地震や台風の後に棟瓦が浮いて見える…」
そんなお悩みをお持ちの川西市の方へ。
このコラムでは、棟瓦(むねがわら)がズレたままの状態で放置する危険性や、修理にかかる費用相場、信頼できる業者の選び方について詳しく解説します。
川西市では、築20年以上経過した住宅や、台風被害を受けた屋根で棟瓦の不具合が多発しています。早めの対処が家の寿命を左右します。
棟瓦とは?屋根の「最上部」を守る重要な部材

屋根のてっぺんにある「棟」を保護する瓦
棟瓦(むねがわら)は、屋根の頂点にある「棟(むね)」部分に施工される瓦で、左右の屋根面をつなぐ役割を持っています。
いわば、屋根の仕上げにあたる非常に目立つパーツです。
雨水や風の侵入を防ぐ重要な役割
棟瓦は、雨水の浸入や強風による吹き込みを防止するバリアのような存在です。
特に川西市のように台風の通り道になりやすい地域では、棟の防水性能が家の寿命に直結します。
棟瓦の内部構造と劣化ポイント
棟瓦の内部には、葺き土(ふきつち)や漆喰(しっくい)が使われ、瓦の固定や防水を担っています。
これらが経年劣化や地震の揺れで崩れると、瓦がズレたり落下したりするリスクがあります。
放置すると雨漏りや倒壊のリスクも
棟瓦のズレや破損を放置すると、そこから雨水が侵入し、下地の木材を腐らせたり、室内への雨漏りを引き起こしたりします。
さらに、落下による人的被害や隣家への被害リスクもあるため、早期の点検が重要です。
放置してはいけない棟瓦のズレ・崩れ|5つのリスク

1. 雨漏りの原因になる
棟の隙間から雨水が侵入し、天井や壁にシミ・カビ・腐食を引き起こします。
2. 地震・台風で落下する危険性
一度ズレた棟瓦は固定力が弱くなっており、突風や揺れで落下するリスクが高くなります。
3. 屋根下地が腐ると修理範囲が広がる
雨水が下地まで浸透すると、野地板や垂木の交換が必要になることも。
4. 火災保険の対象外になることも
「経年劣化による放置」とみなされると、災害後に保険申請が通らない可能性があります。
5. 築年数によっては瓦が手に入らない
古い瓦は生産終了になっている場合もあり、補修では済まず全体交換が必要になることも。
川西市でよくある棟瓦の劣化症状

漆喰の剥がれ・崩れ
白い漆喰がポロポロと落ちてきている場合は、内部の固定力が低下しています。
瓦の浮き・隙間
遠目に見て棟が波打って見えるのは、瓦が浮いてしまっている状態です。
棟の歪み・蛇行
上から見て棟がまっすぐでなく、ぐにゃりと曲がっている場合は土台ごとズレている可能性大です。
川西市で棟瓦修理、費用相場は?

軽度な補修|漆喰の詰め直し
- 費用目安:40,000〜80,000円(税込)
- 対象:棟の長さが10m以内の場合
- 内容:既存の漆喰を撤去し、新たに詰め直します。劣化が進んでいない軽度の修理に適しています。
中程度の修理|棟瓦の部分積み直し
- 費用目安:80,000〜120,000円(税込)
- 対象:ズレや歪みが一部に限られているケース
- 内容:部分的に棟を解体し、葺き土や漆喰を新調して積み直します。
全体の積み直し|棟瓦の全面修理
- 費用目安:150,000〜250,000円(税込)
- 対象:棟全体(10〜15m程度)にズレや劣化がある場合
- 内容:棟をすべて解体・再構築するため、見た目も新品同様に戻ります。
構造から見直す|葺き直し+防水紙交換
- 費用目安:300,000円〜(税込)
- 対象:下地材や防水紙が傷んでいる場合
- 内容:瓦を一度撤去し、防水紙と野地板を確認・補修した上で瓦を再施工します。
※上記はあくまで川西市周辺での目安です。足場の設置の有無、屋根の形状(切妻・寄棟など)、勾配の角度、使用瓦の種類(和瓦・セメント瓦など)によって費用は変動します。
川西市で信頼できる棟瓦修理業者を選ぶポイント

川西市または周辺地域で屋根修理の実績が豊富
地元での施工経験が多い業者は、川西市の気候や住宅の特徴を把握しているため、的確な工事が期待できます。施工事例がHPやSNSで公開されているかを確認しましょう。
現地調査・見積もりが無料かどうか
事前に無料で屋根点検や見積もりをしてくれる業者を選ぶと安心です。有料の点検を強引に勧める業者には注意しましょう。
写真付きで棟瓦の状態を丁寧に説明してくれる
調査結果を口頭で済ませるのではなく、写真付きの報告書を提出し、状態や修理方法をわかりやすく説明してくれる業者は信頼度が高いです。
火災保険申請に慣れているか
自然災害による棟瓦の破損では、火災保険で修理費用をカバーできる可能性があります。保険会社への申請サポートや書類作成に慣れている業者を選ぶとスムーズです。
建設業許可や保険(労災・賠償責任)に加入している
適切な資格や保険の有無は、万一のトラブル時にも責任ある対応ができる業者かどうかの判断材料になります。「建設業許可」や「労災保険加入済」であることを必ず確認しましょう。
棟瓦の修理費用は火災保険でカバーできる?

川西市では、以下のような自然災害が火災保険の補償対象となる可能性があります。
- 台風で棟瓦がズレた・落下した
- 地震で棟が歪んだ(地震保険)
- 強風で漆喰が剥がれた
申請には「被害写真」「見積書」「工事報告書」などが必要です。保険対応に詳しい業者に相談しましょう。
台風や強風による棟瓦のズレ・落下は対象に
川西市では秋から冬にかけて台風・突風の被害が発生しやすく、棟瓦がズレたり飛ばされたりするケースが少なくありません。これらは火災保険の「風災補償」に該当する可能性があります。
地震で棟のゆがみが出た場合は地震保険で対応
棟が歪んだり、瓦がズレた原因が地震である場合は、地震保険の対象となることがあります。火災保険とは別契約のため、加入状況を事前に確認しておきましょう。
漆喰が強風で剥がれた場合も補償対象になることがある
経年劣化では補償外となりますが、強風で一気に剥がれた場合は「突発的な事故」と判断され、火災保険の対象となる可能性があります。
保険申請に必要な書類と注意点
火災保険を利用するには、以下のような書類が必要です。
- 被害箇所の写真(破損が明確なもの)
- 修理の見積書(詳細な内訳あり)
- 工事完了後の報告書(施工前後の写真付き)
提出書類や記載内容の不備で却下されるケースもあるため、保険申請に詳しい業者に相談するのが安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 棟瓦がずれているか自分で確認する方法はありますか?
A. 完全には難しいですが、地上から双眼鏡などで屋根の稜線部分(頂上)を見たときに、瓦が不自然に波打っていたり、ズレて影が見えたりする場合は注意が必要です。また、台風のあとに屋根からパキパキと音がする、雨漏りが天井の中央付近に現れる場合も棟瓦が原因の可能性があります。
Q2. 棟瓦がずれる原因にはどんなものがありますか?
A. 主に以下の原因が考えられます。
- 台風や強風による揺れ
- 地震による構造の緩み
- 棟内部の漆喰の劣化や崩れ
- 下地材(のし瓦・土台木材など)の老朽化
これらが複合的に作用してズレが生じます。
Q3. 棟瓦の修理に足場は必要ですか?
A. 一般的な2階建て住宅では足場が必要なケースが多いです。安全確保と作業の精度を上げるためですが、平屋や傾斜が緩い屋根では、脚立や屋根足場のみで対応可能な場合もあります。現地調査時に判断されます。
Q4. 修理中は自宅にいないといけませんか?
A. 基本的に外作業のためご不在でも対応可能です。ただし、初回の現地調査や見積もり説明、施工後の完了報告は立ち会いをお願いすることがあります。
Q5. 修理期間はどのくらいかかりますか?
A. 部分的な棟瓦の積み直しであれば1〜2日程度で終わることが多いです。全体的な棟の積み直しや、雨漏り修理を含む場合は3日〜5日程度になることもあります。天候にも左右されます。
Q6. 棟瓦だけでなく屋根全体が劣化していた場合は?
A. 点検時に棟瓦以外にも屋根材の割れ・下地の劣化などが発見された場合、葺き替えやカバー工法といった全体的な修理を提案されることもあります。予算や築年数に応じて検討しましょう。
Q7. 修理した棟瓦はどれくらい長持ちしますか?
A. 使用する材料と施工内容によりますが、正しく施工された棟瓦は15〜30年程度の耐久性があります。定期的な点検(10年ごと)が劣化の早期発見につながります。
Q8. 火災保険での申請サポートはしてもらえますか?
A. 多くの屋根修理業者では、保険申請に必要な写真や見積書の作成をサポートしています。契約中の保険の内容にもよりますが、台風や突風など自然災害が原因であれば対象になることがあります。
Q9. 棟瓦修理だけでも保証はつきますか?
A. はい、棟瓦の積み直し工事でも1〜5年程度の保証をつけている業者が多いです。契約時に保証内容と期間を確認し、書面で受け取ることが重要です。
Q10. 川西市内で土日や祝日の対応は可能ですか?
A. 地元密着型の業者であれば、土日・祝日の現地調査や工事にも柔軟に対応しているところがあります。繁忙期(台風シーズン)などは早めの予約がおすすめです。
まとめ|棟瓦のズレは放置せず、早めに点検・修理を
棟瓦のズレは、見た目以上に家の耐久性に関わる重大な劣化です。
特に川西市のように自然災害も多い地域では、早期点検・補修が重要です。少しでも「おかしいな」と感じたら、まずは無料点検を依頼してみましょう。
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