川西市で急増中!瓦屋根のズレ・浮き・割れの原因と補修の流れをプロが徹底解説

瓦屋根
目次

はじめに:川西市で瓦の異変にお気づきの方へ

今回は、川西市にお住まいの方で「瓦がずれている」「浮いている」「割れている」など、屋根の異変にお気づきの方に向けて、瓦のトラブルの原因と適切な補修の流れについて、屋根修理のプロが徹底的に解説します。

川西市では、多田・清和台・緑台・鼓が滝・栄町・小花・中央町といった住宅街で、瓦屋根の家が多く見られます。瓦は耐久性が高い屋根材ですが、経年劣化や自然災害によってトラブルが発生することも少なくありません。

「これくらいなら大丈夫かな?」「どこに頼めばいいの?」といった疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。瓦のズレや割れは、放置すると雨漏りや下地の腐食など、より深刻な被害に繋がる可能性があります。

このコラムでは、瓦の異変が起きる主な原因から、ご自身でできるチェックポイント、そして専門業者に依頼した場合の補修の流れや注意点まで、詳しくご紹介します。大切な住まいを守るために、ぜひ参考にしてください。

瓦のズレ・浮き・割れが発生する主な原因

瓦の飛散と二次被害

瓦のズレ、浮き、割れといった症状は、単なる見た目の問題だけでなく、様々な原因が複合的に絡み合って発生することがほとんどです。主な原因を理解しておくことで、早期発見や適切な対処に繋がります。

1. 自然災害(台風・強風・地震・雹など)

最も直接的な原因となるのが自然災害です。

  • 台風や強風: 瓦は一枚一枚が独立しているため、強風にあおられるとズレたり、浮き上がってしまったり、最悪の場合は飛ばされたりすることがあります。飛来物が衝突して割れることもあります。
  • 地震: 大きな揺れによって瓦同士がぶつかり合って破損したり、固定している釘が緩んでズレたりする原因となります。
  • 雹(ひょう): 粒の大きな雹が屋根に落下すると、瓦に衝撃を与え、ひび割れや破損を引き起こすことがあります。

2. 経年劣化

瓦自体は非常に耐久性の高い屋根材ですが、それを固定している漆喰や防水シート、下地などは時間とともに劣化します。

  • 漆喰(しっくい)の劣化: 和瓦の棟部分に使われる漆喰は、風雨や日差しにさらされることで、ひび割れや剥がれが生じます。漆喰が劣化すると、瓦の固定力が弱まり、ズレや雨水の浸入を許してしまいます。
  • 下地材(野地板や防水シート)の劣化: 瓦の下に敷かれている野地板(下地合板)や防水シートが経年で腐食したり、硬化・劣化したりすると、瓦を支える力が弱まり、浮きやズレの原因となります。また、防水シートが劣化すると雨水の浸入を直接許してしまいます。
  • 釘やビスの緩み・サビ: 瓦を固定している釘やビスが、建物の揺れや風雨によって緩んだり、サビて腐食したりすることで、瓦が動いてしまうことがあります。

3. 施工不良

稀なケースではありますが、新築時や前回の屋根工事の際に施工不良があった場合、比較的早い段階で瓦のズレや浮き、雨漏りといった不具合が発生することがあります。

  • 瓦の固定が不十分だった。
  • 適切な勾配が確保されていなかった。
  • 下地処理が不適切だった。
  • 漆喰の塗りが薄かったり、品質が悪かったりした。

これらの原因が単独で、あるいは複合的に作用して、瓦のズレや浮き、割れといった問題を引き起こします。

瓦の異変を放置するリスクとご自身でできるチェックポイント

チェック

瓦のズレや浮き、割れなどの異変を放置することは、建物にとって非常に大きなリスクを伴います。
早期発見と適切な対応が、住まいを守るために不可欠です。

瓦の異変を放置するリスク

  • 雨漏りの発生: 瓦の隙間や破損箇所から雨水が浸入し、天井や壁に雨染みができるだけでなく、建物内部の木材(野地板、垂木、柱など)を腐食させる原因となります。
  • 下地材の劣化・腐食: 瓦の下にある防水シートや野地板が常に湿った状態になることで、カビが発生したり、腐朽菌が繁殖して木材が腐ったりします。これにより、屋根全体の耐久性が著しく低下します。
  • 構造材への被害: 下地の腐食が進むと、屋根を支える梁や柱といった建物の主要な構造部分にまで被害が及び、最悪の場合、建物の倒壊リスクを高めることにもなりかねません。
  • シロアリ被害の誘発: 湿った木材はシロアリにとって絶好の環境です。雨漏りによって下地材が湿ることで、シロアリ被害を誘発し、建物の内部から深刻なダメージを与える可能性があります。
  • 修理費用の増大: 軽微なうちに補修すれば安価で済んだものが、放置することで被害が拡大し、最終的には大がかりな葺き替え工事が必要になるなど、修理費用が大幅に増大することがほとんどです。
  • 瓦の落下: ズレや浮きがひどい瓦は、強風や地震で落下する危険性があります。通行人や駐車中の車に被害が及ぶ可能性もあり、非常に危険です。

ご自身でできるチェックポイント

調査

日常的に屋根全体を直接確認するのは難しいですが、以下のような点に注意して確認するだけでも、早期発見に繋がります。

  • 地上からの目視:
    • 瓦が明らかにずれていないか、浮いていないか。
    • 瓦に大きなひび割れや欠けがないか。
    • 漆喰が剥がれていないか、ひび割れがないか。
    • 雨樋に瓦の破片が詰まっていないか。
  • 室内からの確認:
    • 天井や壁に雨染みがないか。
    • 天井裏にカビ臭や水滴がないか(※ご自身で天井裏に入る際は、安全に十分配慮してください)。
  • 雨の後や台風の後にチェック: 特に大雨や台風の通過後には、意識的に屋根の異変がないかを確認する習慣をつけましょう。

ご自身での確認はあくまで簡易的なものです。少しでも気になる点があれば、必ず専門業者に詳細な点検を依頼するようにしてください。

瓦のズレ・浮き・割れの補修の流れと費用目安

瓦のズレ・浮き・割れの補修は、被害の程度によって適切な方法と費用が異なります。ここでは一般的な補修の流れと費用目安をご紹介します。

1. 現地調査・診断

まずは専門業者が屋根に上がり、瓦のズレや浮き、割れの状態を詳細に確認します。この際、瓦だけでなく、下地の防水シートや野地板、漆喰などの状態も入念にチェックし、雨漏りの有無や原因を特定します。写真や動画で状況を記録し、お客様に分かりやすく説明するのが信頼できる業者の証です。

2. 修理方法の提案・見積もり作成

屋根塗装の費用

診断結果に基づき、最適な修理方法が提案されます。瓦の補修には、主に以下の方法があります。

  • 瓦の差し替え:
    • 部分的に破損した瓦を新しい瓦に交換する方法。
    • 費用目安:1枚あたり5,000円~15,000円程度(瓦の種類や作業難易度による)
  • 瓦のズレ直し・再固定:
    • 軽微なズレを元に戻し、必要であれば釘やビスで再固定します。
    • 費用目安:1箇所あたり10,000円~30,000円程度(ズレの範囲による)
  • 漆喰(しっくい)の補修:
    • 劣化した漆喰を部分的に詰め直したり、全体を塗り直したりする方法。
    • 費用目安:1mあたり1,000円~3,000円程度(範囲や劣化具合による)
  • 下地補修・部分葺き替え:
    • 瓦の下の野地板や防水シートが損傷している場合は、その部分を補修または部分的に交換します。
    • 費用目安:被害範囲によるが、数万円~数十万円になることも。
  • 屋根全体の葺き替え・カバー工法:
    • 瓦屋根全体の劣化が激しい場合や、下地まで広範囲に損傷している場合は、屋根全体を新しい屋根材に交換する葺き替え工事や、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法が提案されます。
    • 費用目安:葺き替え 12,000円〜20,000円/㎡、カバー工法 7,000円〜12,000円/㎡(屋根の面積、使用する材料による)

見積もりは、材料費、施工費、足場代、諸経費などが明記されているか確認しましょう。

3. 契約・工事着工

見積もり内容に納得したら契約を結び、工事日程を決定します。安全に配慮し、必要に応じて足場を設置した上で、補修工事が始まります。

4. 補修完了・点検

工事完了後、お客様立ち会いのもと、補修箇所や全体の最終点検が行われます。補修が適切に行われたか確認し、問題がなければ引き渡しとなります。保証内容についてもこの際に改めて確認しておきましょう。

【ポイント】

費用は、被害の範囲、瓦の種類(和瓦、洋瓦、セメント瓦など)、屋根の勾配、足場の要不要などによって大きく変動します。複数の業者から相見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。

川西市で後悔しない瓦補修業者選びのポイント

屋根調査

瓦の補修は専門的な知識と技術が必要なため、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。川西市で後悔しない業者選びのためのポイントをご紹介します。

1. 地域に密着し、実績が豊富な業者を選ぶ

  • 地域密着型: 川西市の気候や住宅の特徴を熟知している業者は、適切な診断と施工が期待できます。地元での評判や実績をSNSや口コミサイトなどで確認しましょう。
  • 施工実績: 瓦屋根の修理実績が豊富で、様々なケースに対応できる技術力を持っているかを確認します。

2. 建設業許可を持つ正規の業者か確認する

  • 屋根工事を行うには、都道府県知事または国土交通大臣の**「建設業許可(屋根工事業)」**が必要です。許可番号の提示を求め、各自治体の建設業課などで照会することができます。無許可業者には注意しましょう。
  • 私たちマックスリフォームは、大阪府知事許可のもと、屋根工事業の建築業許可を取得した正式な施工業者です。

3. 診断内容と見積もりが明確で丁寧な説明があるか

  • 詳細な診断報告: 屋根に実際に上がり、被害状況を写真や動画で分かりやすく説明してくれる業者を選びましょう。
  • 明細が明確な見積もり: 「一式」といった曖昧な表記だけでなく、材料費、施工費、足場代などが細かく記載された見積もりを提出してくれるかを確認します。
  • 丁寧な説明: 専門用語を避け、工事内容や費用について、お客様が納得できるまで丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。疑問点に誠実に答えてくれるかも重要です。

4. アフターフォロー・保証制度が充実しているか

  • 工事後の万が一のトラブルに備え、長期的な保証制度を設けているかを確認しましょう。保証期間や保証の範囲を事前に確認しておくことで、工事後も安心して過ごせます。

5. 相見積もりを歓迎する業者を選ぶ

  • 自社の価格や技術に自信がある業者は、相見積もりを歓迎します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適正価格やサービス内容を見極めることができます。

まとめ:川西市の瓦の異変はプロに相談を

松本和也

今回は、川西市で瓦のズレ・浮き・割れが発生する原因から、放置するリスク、そして適切な補修の流れと業者選びのポイントについて解説しました。

瓦の異変は、見た目以上に深刻な問題に発展する可能性があります。
「これくらいなら大丈夫だろう」と自己判断せず、少しでも気になる点があれば、早めに専門業者に点検を依頼することが大切です。

私たちマックスリフォームは、川西市に密着し、瓦屋根の修理・補修実績が豊富な地域密着型の業者です。お客様の大切な住まいを長く快適に保つため、プロの目線で的確な診断と最適な補修プランをご提案いたします。

「うちの瓦、大丈夫かな?」「費用はどれくらいかかるの?」といったご不安やご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。現地調査から丁寧にご説明させていただきます。

ご相談・無料点検のご案内

無料点検ご案内

屋根の不具合は、早めに気づいて対処することが何より大切です。
「見てもらうだけでもいい?」 「とりあえず相談だけ…」 という方も大歓迎!
匿名相談やLINEからの気軽なご連絡も受け付けています。

電話番号: 0120-254-425 
メールアドレス: info@maxreform.co.jp 
お問い合わせフォーム: こちらをクリック 
公式LINE: LINEでお問い合わせ 
予約カレンダー: こちらをクリック

匿名でのご相談もOKです!皆様のご利用をお待ちしております。

お問い合わせはこちらから!

私たちは単なる家づくりではなく、
あなたの人生をより豊かにする住まいづくりのパートナーでありたいと考えています。
ぜひ、あなたの想いをカタチにするお手伝いをさせてください。

ご質問、ご相談、見学のご予約など、お気軽にご相談ください。

目次